オンライン講座の価格設定完全ガイド【2025年最新】松竹梅3段階プライシングで売上3倍
こんにちは、前田由紀子です
「オンライン講座をいくらで販売すればいいかわからない」「安くしすぎて赤字になるのが怖い」「高額商品を作りたいけど売れる気がしない」——こんな悩みを抱えていませんか?この記事では、行動経済学に基づいた「松竹梅の法則」を使った3段階プライシングと、高額商品を自然に売るための心理戦略を徹底解説します。
この記事の3つのポイント
① 松竹梅の法則で「竹」を売りたいなら「松」の設計が重要
② 3プランの価格比率は「松:竹:梅=3〜4:2:1」が黄金比
③ 高額商品は「価格」ではなく「投資対効果」で訴求する
オンライン講座の価格設定で陥る3つの罠
罠1:「相場」に合わせて安くしすぎる
「競合が9,800円で売っているから、自分も同じくらいにしよう」——この発想は危険です。安売り競争に巻き込まれると、利益が出ず、サポートの質も下がり、最終的に継続できなくなります。
オンライン講座の価値は「情報の量」ではなく「受講生の成果」で決まります。あなたの講座で得られる成果にいくらの価値があるかを考えましょう。
罠2:価格を1つだけ用意する
価格が1つだけだと、お客様は「買うか・買わないか」の2択になります。この状況では、多くの人が「買わない」を選びます。
しかし、複数の価格帯を用意すると「どれを買うか」という選択に変わります。これだけで成約率が大きく上がるのです。
罠3:最高額プランを作らない
「高すぎると誰も買わないから」と最高額プランを作らない人がいますが、これは大きな機会損失です。
- 高額でも買いたい人が一定数いる(特にB2Bや富裕層)
- 比較対象があることで中価格帯が「お得」に見える
- ブランドの「上限」を示すことで信頼感が増す
松竹梅の法則とは?行動経済学で理解する
人は「真ん中」を選ぶ心理
松竹梅の法則とは、3つの選択肢を提示すると、多くの人が真ん中の選択肢を選ぶという心理法則です。これは行動経済学では「極端性回避の法則」または「ゴルディロックス効果」と呼ばれています。
【研究結果】選択率の比率
松(高価格):竹(中価格):梅(低価格)
= 2 : 5 : 3
つまり、10人中5人が真ん中の「竹」を選ぶ傾向があります。
なぜ真ん中を選ぶのか?
人間には以下のような心理が働いています:
- 損失回避:「安いものは品質が悪いかも」という不安
- 後悔回避:「一番高いのを買って失敗したら損」という恐れ
- 無難志向:極端な選択を避け、バランスを取りたい心理
この心理を活用すれば、「本当に売りたい商品」を真ん中に配置することで、自然と選ばれやすくなります。
3段階プライシングの具体的な設計方法
価格比率の黄金ルール
3段階の価格設定で成功するためには、適切な価格比率が重要です。以下の比率を参考にしてください。
| プラン | 価格比率 | 例(竹=10万円の場合) |
|---|---|---|
| 松(プレミアム) | 3〜4 | 30〜40万円 |
| 竹(スタンダード)★売りたい商品 | 2 | 10万円 |
| 梅(ライト) | 1 | 5万円 |
ポイント:松と竹の価格差を大きくする
重要なのは、松と竹の価格差を大きく、竹と梅の価格差を小さくすることです。
これにより「松は高すぎるけど、竹は梅とあまり変わらないのに内容が充実している」と感じさせ、竹への誘導効果が高まります。
【具体例】オンラインコーチング講座
松:プレミアムプラン(50万円)
- 6ヶ月間の個別コンサル(月2回)
- 全動画講座+専用教材
- 24時間チャットサポート
- 対面セッション2回
竹:スタンダードプラン(15万円)★推奨
- 3ヶ月間のグループコンサル(隔週)
- 全動画講座+専用教材
- メールサポート(48時間以内回答)
梅:ライトプラン(5万円)
- 動画講座のみ
- PDF教材
- サポートなし
各プランの内容差別化|何を含めるべきか
差別化の軸は「サポート」と「時間」
オンライン講座で3プランを作る場合、差別化の軸として最も効果的なのが「サポートの手厚さ」と「あなたの時間をどれだけ使うか」です。
| 差別化要素 | 梅 | 竹 | 松 |
|---|---|---|---|
| 動画コンテンツ | 基本のみ | 全コンテンツ | 全コンテンツ+限定 |
| サポート期間 | なし | 3ヶ月 | 6ヶ月〜1年 |
| 質問対応 | なし | メール | チャット即時対応 |
| 個別セッション | なし | グループ | マンツーマン |
| 添削・フィードバック | なし | 月1回 | 無制限 |
| コミュニティ | なし | 参加可 | VIP専用 |
「松」の設計で注意すべきこと
絶対にやってはいけないのが、「松」を「見せかけ」だけの商品にすることです。
松を購入するお客様は「最高のサービスを受けたい」という期待を持っています。価格に見合わない内容だと、信頼を失い、クレームや返金要求につながります。
- 松には本当に価値のある「あなたの時間」を提供する
- 竹にはない「特別感」を明確にする
- 松が売れたら全力でサポートする覚悟を持つ
高額商品を売るための7つの心理テクニック
1. アンカリング効果を使う
最初に高い価格(アンカー)を見せることで、その後の価格が「安く」感じられます。セールスページでは、まず「松」の価格を提示し、次に「竹」を見せることで、竹の価格が割安に感じられます。
2. 「価格」ではなく「投資対効果」で訴求
「この講座は30万円です」ではなく、「この講座で身につけたスキルで、1年後には月収が10万円アップします。3ヶ月で元が取れる投資です」と伝えます。
3. 分割払いを用意する
30万円を「月々25,000円×12回」と表示することで、心理的なハードルが下がります。UTAGEでは分割払い設定が可能です。
4. 限定性・希少性を演出する
「松プランは月5名限定」「この価格は今月末まで」など、希少性を演出することで決断を促します。ただし、嘘はNGです。
5. 社会的証明(実績・お客様の声)
高額商品ほど「他の人も買っている」という安心感が重要です。受講生の成果、メディア掲載実績、資格・経歴などを提示しましょう。
6. 返金保証でリスクリバーサル
「30日間全額返金保証」を付けることで、購入のハードルを下げられます。行動経済学の「損失回避」を逆手に取ったテクニックです。
7. 段階的アップセル
まず梅を購入してもらい、満足した後に竹へのアップグレードを提案する方法も効果的です。最初の「小さなYES」が、次の「大きなYES」につながります。
業種別・価格設定の相場と事例
業種別の価格相場
以下は一般的なオンライン講座の価格相場です。あくまで参考値であり、あなたの実績やターゲットによって調整してください。
| 業種 | 梅 | 竹 | 松 |
|---|---|---|---|
| ビジネス・副業系 | 3〜5万円 | 10〜30万円 | 50〜100万円 |
| スキル習得系(語学・資格) | 1〜3万円 | 5〜15万円 | 30〜50万円 |
| 健康・美容系 | 1〜3万円 | 5〜10万円 | 20〜30万円 |
| クリエイティブ系(デザイン・動画) | 2〜5万円 | 10〜20万円 | 30〜50万円 |
| コーチング・コンサル | 5〜10万円 | 30〜50万円 | 100〜300万円 |
成功事例:価格改定で売上3倍
【事例】英語コーチングの価格改定
Before(1プランのみ)
- 3ヶ月コース:98,000円
- 月間販売数:5件
- 月間売上:49万円
After(3プラン導入)
- 松(6ヶ月マンツーマン):50万円 → 月1件
- 竹(3ヶ月グループ):15万円 → 月4件
- 梅(動画のみ):5万円 → 月8件
- 月間売上:150万円(3倍以上)
UTAGEで複数プランを設定する手順
商品の追加方法
UTAGEでは、同じ講座に対して複数の商品(プラン)を作成し、1つのセールスページで並べて表示することができます。
- UTAGEダッシュボードの「商品管理」をクリック
- 「新規商品追加」で3つの商品を作成(松・竹・梅)
- 各商品に価格、内容、提供方法を設定
- 決済連携(Stripe/UnivaPay)を確認
- セールスページで3プランを比較表示
分割払いの設定
高額プランには分割払いを設定しましょう。UTAGEの商品設定で「分割払い」を有効にし、回数と金額を設定できます。
セールスページでの見せ方
3プランを横並びで比較できるデザインが効果的です。UTAGEのページビルダーで、以下のように配置します:
- 中央に「竹」を配置し、「おすすめ」バッジを表示
- 左に「梅」、右に「松」を配置
- 各プランの違いが一目でわかる比較表を設置
- それぞれに「申し込む」ボタンを配置
価格設定でよくある失敗と対処法
失敗1:3プランの内容差が小さすぎる
問題:「動画が10本」「動画が15本」「動画が20本」のように、差が曖昧だとどれを選べばいいかわからない。
対処法:「サポートの有無」「個別/グループ」「期間」など、明確に違う軸で差別化する。
失敗2:梅を魅力的にしすぎる
問題:梅の内容が充実しすぎて、竹を選ぶ理由がなくなる。
対処法:梅は「最低限の成果は出る」レベルに抑え、「もっと成果を出したいなら竹」という流れを作る。
失敗3:松の価格を高くしすぎる
問題:松が竹の10倍以上だと「現実的でない」と思われ、比較対象として機能しない。
対処法:松は竹の3〜4倍程度に設定し、「頑張れば手が届く」と感じさせる。
失敗4:値上げを恐れて低価格のまま
問題:一度設定した価格を変えられず、実績が増えても安いまま。
対処法:価格改定は定期的に行うもの。「今なら旧価格で申し込めます」と告知することで、逆に成約率が上がることも。
まとめ|今日から実践できるアクションプラン
価格設定の5ステップ
【今日から実践】価格設定5ステップ
Step 1:「本当に売りたい商品」の価格を決める(竹)
Step 2:竹の3〜4倍の価格で「松」を設計する
Step 3:竹の半額程度で「梅」を設計する
Step 4:各プランの内容差を明確にする(サポート・期間・形式)
Step 5:セールスページで3プランを比較表示する
最後に:価格はテストして改善するもの
完璧な価格設定は存在しません。最初は仮説で設定し、お客様の反応を見ながら調整していくものです。
大切なのは「適正価格で提供し、お客様に成果を出してもらうこと」です。あなたの講座が持つ本当の価値を、適切な価格で届けましょう。
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前田由紀子
UTAGEコンサルタント。オンラインビジネスの集客・販売戦略の専門家として、 マーケティング自動化システムを活用した効率的な運用により、多くの企業の売上向上を支援。 特に中小企業のデジタルトランスフォーメーションを得意とし、低コストで最大限の成果を生み出す戦略を提供している。